前歯の治療の流れと材料による違い
前歯治療(かぶせもの)の流れ
1. むし歯を削ります
2. 必要に応じて神経を取り除きます
3. 型をとります
4. 技工所で装着物を制作します
5. 装着します
「かぶせもの」の治療に使用する素材
セラミック
お皿につかう陶材を歯科用に加工したもので、色が白く、大変美しく仕上がります。
プラスチック
健康保険を利用できます。セラミックにくらべ変色しやすく、プラークもつきやすくなります。
材料による3つの違い
前歯の治療は使用する材料や方法により 主に3つの点で違いがあります。
違いその1 美しさ
セラミックの最大の特徴は、いつまでも続く透明感のあるその白さです。セラミックならプラスチックのような変色はほとんどありません。
3年後・5年後の変色を比較すると・・・
※変色には個人差があります。
違いその2 耐久性
せっかく治療するのですから、いつまでも丈夫で長持ちすることも大切です。プラスチックは、歯ブラシでこするだけでも傷がつきますが、セラミックならそのような心配はありません。
プラスチックの磨耗(5年後使用)
※磨耗には個人差があります。
違いその3 清潔感
セラミックの材料は、毎日使うお皿と同じだからとても衛生的です。むし歯や歯周病の原因となる細菌(プラーク)がつきにくく、歯みがきをすればしっかりと落とせます。
表面の拡大写真(500倍撮影)